昨今の電力事情
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【電力事情】
2011年の震災の教訓から、全国的に更なる節電の要求が高まり、
各家庭だけでなく、企業に対しても、大幅節電要求へとなっております。
ただ、企業の節電は、家庭での節電とは異なり、
工場等の機械を止めて、生産調整を行う事は難しく、
下手すれば、死活問題となってしまいます。
すでに、かなりのコストダウンを行っている中で、
これ以上切り詰める事は、容易ではありません。
【機械以外での方法】
となると、生産調整以外での方法はとなると、
エアコンの設定温度を調整したり、照明を落とす方法等がありますが、
これにも限界があり、下手に調整を行うと、作業効率が下がり、
余計に悪化させる可能性が高いのです。
【現在の照明事情】
現在、使用されている照明は、事務所等では
「蛍光灯」
工場・倉庫などの高所用では
「水銀灯」
が主なのですが、長時間使用、使用個数が増えると、
思わぬコスト高を生んでいます。
工場などでは、生産機械に使われる電力量が大半をしめています。
なので、照明の電力量は、あまり意識はされなかったのですが、
実はかなりの電力を消費しております。
例えば、100灯水銀灯が設置されている工場は、
使用水銀灯W数 400W
使用灯数 100灯
年間使用日数 300日
1日の点灯時間 20時間
電気代(1Kw/h) 20円
で年間の使用電力量を計算すると
1灯当たりの1時間 1hの電気代 1日の使用時間 年間使用日数 1灯当たりの年間電気代
(400W ÷ 1000W) × 20円 × 20時間 × 300日 = 48,000円
となると、100灯では
4,800,000円
の電気代になります( ※ 計算し易くするために、電力基本料金を考慮しておりません。)
この1灯当たりの電力を落とすことによって、節電が行えないか?
そこで、国がLED等での照明での節電を呼びかけ、提唱してきました。
認知度も上がり、企業努力のお陰でコストダウンも、かなり進み、
電力量は削減することが出来ましたが、LED照明で、すべての場所を
カバーする事は難しく、使用用途によっては、電力量は下がったが
作業に影響が出るようになることが判ってきました。
それは、工場や倉庫で使用している水銀灯に対してです。
さて、どこがどう影響したのでしょうか?
長文になるので、今日はここまでです。