前回は、水銀灯の代替え製品で、政府からの後押しもある

LED照明

について、導入が進められているが、具合が悪い部分もあると
いうところで終わったかと思います。

【LEDの長所】

なんと言っても、日本で考え出された発光ダイオードがベースであり、
その技術力の高さは、世界一といっても、過言ではありません。

照明だけではなく、液晶テレビのバックライトにも、「LED」は採用され、
省電力を売りに、テレビの販売台数も、かなりの数になりました。

LEDの良さは、何と言っても、電力量が少なく
水銀が全く未使用であるので、
環境エコに対しては、かなりの優等生なのです。

それに、複数のLED素子を組み合わせることによって、
色んな色彩の再現が可能で、家庭用の照明には、
複数の色のLEDを使って、室内での空間の幅を持たせることが
容易にできるようになりました。

長寿命であるので、交換頻度も少なくなり、
家庭での照明として、かなり普及していっております。

でも、当初のLEDは、価格的に高額で、蛍光灯や白熱ランプの
数十倍もする金額で、当初は販売されておりました。
(出始めは、5,000円ぐらいが普通だったでしょうか?)

それでも、寿命に換算すると、交換した方が、メリットがあり、
また、昨今の技術改良・大量生産で価格面においても、
かなり落ち着いてきたのではないかと思います。

家庭用照明に関しては、「LED無しでは、ありえない状況
にまできているように思えます。

そのLED技術を応用して、水銀ランプの代替えである高所用LED照明も
製造・販売が進んできてるんですね。

【LEDの短所】

それでは、何でもかんでも、照明は「LED」か?

強い所もあれば、弱い面が、時間が経つにつれて見えてきいました。

一般家庭用の照明では、大半が表面がカバーに覆われているため
あまり気がつく事は無いのですが、

蛍光灯タイプLED
水銀ランプ代替え高所用LED

については、LEDの特長が仇となってしまうケースが出てきました。

LEDは直進性がかなり高く、
素子の直下では、かなりの明るさになり、スポット的に使用する照明では
かなりの、効力を発揮いたします。

コンサートや、演劇など、スポット的に光を集中させるには、もってこいなのですが、
拡散照明には不向きで、部分的には明るいが、全体的には、暗くなってしまうのです。

また、直進性が良すぎるお陰で、眩しさが、水銀ランプよりも強く、
一度目に入ると、残像が中々取れません。

最近は、拡散タイプの高所用が開発されておりますが、
これは、LEDチップの向きを色んな角度に調整しただけにすぎず、
LEDの直進にあたる所が増えてしまい、人がどこにいても直視してしまう状態となり、
眩しさを防ぐ事が難しくなります。

拡散性のある高所用LED照明の下で作業等を行っている場合には、
かなりの影響を受ける
ことになります。

実際、ロジスティック関連の企業様等は、倉庫内でのフォークリフトの作業が
大半ですが、リフトのアップダウンを繰り返す作業になるため。どうしても
天井方向を見る必要があり、その都度、光が目に入ることから、
LED交換後、作業効率がダウンし、
余計に危なくなった
との話も聞いております。

それよりも、従業員の健康の方が私は気になるのですが…….

【LEDの光の質】

また、あまり知られていないことですが、
蛍光灯や水銀ランプは、紫外線から白の色(光の三原色)を作っているのですが、
LEDは、青色発光ダイオードに、特殊な黄色を混ぜ合わせ、擬似的な白色
作っているのです。

これにより、自然の光にほど遠くなり、何か温かみのない、作られた冷たい明るさ
なってしまいます。

また、直進性に優れていますが、拡散性に乏しいことから、LED照明の照明同士の間が暗くなって
部分的には明るいが、全体が暗くなってしまいます。

これにより、今まで出来ていなかった、影も出来るようになり、
余計に暗さを助長するケースも出てきております。

皆さんも、LED蛍光灯が設置されている店舗等で経験はないでしょうか?

店全体が暗くなった。
何か違和感を感じる。
・食べ物の色が冷たく感じて、購買意欲が湧かなくなった…. etc

LEDは、素晴らしい照明であることは間違い無いのですが、
場所と状況に応じて、少なからずとも、マイナスの影響があることも、
導入後に明らかになってきました。

単に、

電力量が下がり、明るい

だけでは、いけないということになります。

さて、それでは、LED以外には、次世代の照明はないのか?

と考える方もいらっしゃるでしょう。

次回、その次世代の照明について、解説してまいります。

無電極ランプ! やっと登場です!!

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